光エネルギーを用いる触媒的アルコール還元反応の開発

松原 亮介
(神戸大学大学院 理学研究科 化学専攻 准教授)

2013年5月22日水曜日

論文掲載(本助成研究内容とは直接的関係はありません)

Synthesis誌に研究室から論文が出ました。
http://www2.kobe-u.ac.jp/~ryomatsu/ronbun.html

 フロキサンというヘテロ環の効率的合成法です。
 将来的に、本助成研究にもフロキサン骨格を組み込んでいければ面白いなあと考えています。

 今回の論文は、研究室を立ち上げてからの初論文で、初めて、*マーク(corresponding author)を自分の名前に付けることができました。
 講座制の研究室では、*マークを研究室のボス以外の名前にも付けるか付けないかという話はよく研究者の間で話題に上ります。ボスによっては、(たとえアイデアが誰由来のものであれ)絶対に自分以外の人間には*マークを付けさせない人もいれば、中心となって研究を進めた教員には付けさせるという人もいます。
 人事選考では、業績欄の論文リストで、この*マークがついているか、またはfirst authorかというのが考慮されることも多いようです。上で述べたように、*マークが付く付かないというのは、ボスの意向によるところが大きいので、これによって人事が影響を受けるというのも問題がありますね。他人の業績を正しく判断するのはとても難しいようです。

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